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医師として生きる 8:再建外科と美容外科

2020/07/01

こんにちは。

院長の鈴木です。

今回はシリーズ8となります。どうぞお付き合いくださいませ。

◆シリーズ8:再建外科と美容外科

形成外科という科は、再建外科と美容外科という2本柱で成り立っているといわれています。

再建外科は外傷をおった部分や、手術によって取り去ってしまった部分、生まれながらにして欠損したり変形していたりする部分を元通りの正常な状態に戻すことが目的になります。

すなわちマイナスのものを限りなく0に近づけることが最大の目的です。

これに対して、美容外科というのは特に欠損や変形があるわけではないけれども、患者様の希望でよりきれいなものにしていくことが目的になり、0のものをプラスにしていくことになります。

※ ‘変形があるわけではないけれども’と書きましたが、鼻が低かったり、瞼が一重であったりすることが、その人にとって大きなコンプレックスになっているのであれば、それはその人にとっては変形と考えても良いのかもしれません。

この頃までに私が行ってきた形成外科の範囲は、ほとんどが再建外科と言われるもので、美容外科という、もう一本の柱に全く接してこなかったことに後悔の念を抱くようになっていました。

前回お話しさせていただきましたように、「進路探しの為には、今からでも何でも見たり聞いたりしてやろう」と考えていたので、徐々にではありますが、大学という大きな組織から離れて、美容外科の世界にも足を踏み入れてみようと行動するようになります。

とは言え、何も人脈もない世界でしたので、日本で美容外科医として活躍している人を調べることから開始です。

色々と調べていて目に留まったのが、現在もサフォクリニックで院長として第一線で活躍されていらっしゃる、白壁征夫先生でした。

白壁先生は1986年に米国美容外科学会に於いて、「東洋人のためのフェイス・ネックリフト手術」を発表し、アメリカ人以外の外国人としては初のウォルター・スコット・ブラウン賞を受賞したことで、海外にも名前の知れた美容外科医でした。

白壁先生が大学の先輩というご縁もあり、共通の知人を介してご紹介いただき、早速白壁先生がいらっしゃるサフォクリニックを訪問させていただきました。

訪問させていただくと、院内のゴージャスな待合室やエステルーム、さらにはジャグジーやサウナまで完備、と日本にもこんなクリニックがあるんだと当時の私にとっては、非常にカルチャーショックを受けるような院内でした。

とても刺激を受けた私は、翌週から週1日サフォクリニックで研修をさせていただけるようお願いし、私のサフォクリニックでの美容外科医としての研修がスタートすることとなります。

形成外科医しては既に15年以上のキャリアがある私でしたが、サフォクリニックでの経験は、新鮮なことばかりでした。

<当時の写真>

白壁院長の手術に助手として入らせていただいているところです。(右が白壁院長、左が私です。)


ここまでの長文お付き合いありがとうございました。

また次回は医師として生きる9で。

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